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この記事を監修した人

檜田 和毅
檜田 和毅
シェルパ税理士法人 パートナー 公認会計士・税理士・MBA(国際経営学)

四大監査法人の一つに勤務後、米国へのMBA留学を経て、2013年に参画、2016年の税理士法人立ち上げよりパートナー

上場準備会社のIPOプロジェクトの責任者として実際の上場まで従事した経験を持ち、国際税務やM&Aにかかる会計税務も専門とする。

「緊張しなかった」とかいうやつは、一流じゃない。 

イチローの言葉です。 

自分の仕事に対して自信があり、そのための準備もしてきたならば、そして最高のパフォーマンスを発揮したいと思っているならば、緊張するはずであると。 

緊張しないというのは、自分に対して期待していないか、もはや緊張どうこうのレベルを超越しているか、であるが、後者なんて本当に稀であると言っています。 

サッカー日本代表の冨安選手が、先日似たようなことを言っていました。 

今日では、日本のサッカー選手はヨーロッパのトップリーグでプレーする選手ばかりになり、もはや対戦相手にスーパースターがいても普段から接している相手のため、萎縮しなくなったことが日本サッカーが非常に強くなった理由と言われています。 

ところが冨安選手は、日常の延長だからW杯も大丈夫と考えていたけれども、逆に平常心すぎて最高のプレーはみせられなかったと、もっと精神状態を上げないといけなかったと強烈に後悔していると語っています。 

緊張が足りなかった、ということなのでしょう。 

我々も難易度の高い業務やあまり経験のない業務をお任せいただいた際には、アドレナリンを出しながら緊張して仕事をします。それと同様に、我々の仕事の大部分を占めるルーティンワークに近い業務だったとしても、お客様の大事な数字に関わるお仕事を任せていただいていると考えると、気が引き締まります。 

重く考えすぎても最高のパフォーマンスは発揮できないと思いますので、適度な緊張状態を保つのが望ましいのだと思いますが、今の自分が提供できる最高の成果を出せているか、常に自らに問わないといけません。 

なお、上記冨安選手は同じインタビューの中で、自分は守備の選手だから派手である必要はなく、目立たないのが理想、とも語っています。会計事務所も良い意味でも悪い意味でも目立たないのが理想と考えます。あって当然、気にも留めないけど頼れる、そう思っていただけるように引き続き質を上げてまいります。 

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